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Celle Chiars／セラチェア

想像力の結晶。
長時間を快適に過ごすための、
かつてない革新的なデザイン。

包みこむ力。
座る人や使う場所を問わない、
人間工学に基づいたフィット感。

地球に回帰する。
高いリサイクル率と耐久性。
人体・環境に安全な素材。

セラチェア、
それは極上の座り心地を身近にした
ワークチェアです。

ジェローム・カルーソがセラチェアの構想を携えてハーマンミラーを訪れた時、私たちは彼が何を成し遂げようとするのかを即座に理解しました。その斬新なチェアがハーマンミラーのラインナップにフィットするのは明らかでした。ジェロームの革新的なコンセプトに、ハーマンミラーの40年に及ぶ人間工学の研究とリーダーシップが見事なまでに統合されていたのですから…。

経済性と環境への配慮を併せ持つ製品が求められる時代。私たちはワークチェアのカテゴリーに空前の洗練とパフォーマンスをもたらします。やや説明が長くなりましたが、お伝えしたいことはきわめてシンプルです。セラチェアは「ハーマンミラーのワークチェア」そのものでありながら、かつてないほどお求めやすいということです。

セラチェアはジェローム・カルーソのデザイン哲学を完璧に具現化したものです。イリノイ州レイクフォレストのスタジオで製作された他の作品と同様に、セラチェアには彼の発明と芸術に対する愛情と、それに劣らぬ機能へのこだわりが一体になっています。

セルラーサスペンションという新発想。

ジェローム・カルーソはセルというアイデアを思い立ちました。それは、ワークチェアを革新する斬新なものでした。あたかも知性を持ったように…人が椅子に腰をおろし、働き、無意識に身体を動かす間、あらゆる姿勢の変化に完璧に反応する、柔軟な座面と背もたれだったのです。その鍵となったのが、セルと呼ぶ小さな丸型のパッド。セルはスプリング状のループに組み合わされ、抜群のフィット感を提供します。彼はこの独創的なアイデアをセルラーサスペンションと名付け、特許を取得しました。カルーソはセラチェアの座り心地を水にたとえます。水は水中で人を浮き上がらせようと働き、人が動くたびにかたちを自在に変えるのだ、と。

身体の動きとシンクロする柔軟性。

これを柔軟な発想と言うのでしょう。セラチェアを観察してみると、ループの長さに差があることが分かります。これは、座面や背もたれの各ゾーンに異なるしなりを持たせるための構造。姿勢の変化に応じて柔軟にたわみ、身体の各領域で最適のフィットとサポートをもたらします。セラチェアのカーブをかたちづくる1350個のセルには、同じものは2つとありません。全てが異なる役割を担っています。たとえば、背もたれ下部のセルには、背もたれの下部と骨盤との隙間を埋めるポスチャーフィット機能をもたせています。この多才なセルとループの素材は、リサイクル性の高いポリプロピレンです。

姿勢が変化しても快適は変わらない。

セルラーサスペンションの自然なサポートをより高めるために、セラチェアはハーマンミラーが特許を取得したチルト機構、ハーモニックチルトを採用しています。姿勢の変化に連動して反応する独自のメカニズムが、チェアの28度の広いリクライニングの範囲内で常にバランスを保ち、無意識のうちにも身体がしっかりコントロールされていることを感じられます。